拡大視野下での精密治療

治療の際は歯科拡大鏡で治療視野を拡大し、精密な処置を実施致します。虫歯と健康な歯の境目を見極めることにより、精度の高い切削が可能となり、削る量・範囲を最小限に留めることができます。

エキスカによる繊細な切削処置

虫歯に感染した部分は健康な歯に比べて柔らかくなるため、全てドリルで処置を行うと健康な歯まで削ってしまう可能性があります。そのため、細部の虫歯や最終的な切削にはエキスカベーターと呼ばれる手動の器具を使用し、丁寧に虫歯を取り除きます。

超極細ドリルを使用

虫歯の範囲や処置の段階に合わせて、使用するドリルのサイズを交換します。小さな虫歯や最終的な仕上げの際には、超極細ドリル使用し、できるだけ健康な歯質を削らないよう丁寧に虫歯を取り除きます。

ダイレクトボンディングでの修復

虫歯の範囲にもよりますが、歯を削った際、最小限の切削で修復ができるダイレクトボンディングでの処置を心がけています。歯を削った部分に歯科用の樹脂を直接盛り足して歯の形態を整えるため、当日に治療が完了するのも特徴です。

歯科疾患予防の習慣化

歯をできるだけ削らないための方法はいくつかありますが、治療をする以上は微量ながらも歯を削ることになります。歯を削らない一番の方法は、虫歯や歯周病にならないように予防することです。当院では定期検診やクリーニングに力を入れ、お口の健康維持に努めています。

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診査・診断の徹底

天然歯を健康な状態で維持するためには、患者さまの口腔内状況や体質などを把握し、適切な治療や予防を行うことが大切です。当院では、初診時に約60分のお時間をいただき、診査・診断を実施し、一人ひとりに合った治療法をご提案いたします。

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歯科拡大鏡による精密根管治療

虫歯が進行して歯の内部にある神経にまで感染が広がった場合には、感染した神経などを取り除く根管治療が必要となります。当院では、歯科拡大鏡を用いた精密根管治療を実施し、再発率や抜歯リスクの軽減に努めています。

炭酸レーザーによる低侵襲治療

当院では、炭酸レーザーを用いた低侵襲治療にも対応しています。レーザーを照射して、歯周ポケット内や根管内の殺菌をしっかり行い、重度の虫歯や歯周病症状の改善によって、将来的な抜歯リスクを軽減します。

根本治療の実施

当院では痛いところだけを治療する対処療法ではなく、症状の根本的な原因を改善する原因療法(根本治療)を行い、天然歯の保存に努めています。診査・診断をはじめ、カウンセリングを通して患者さまの生活習慣などを把握し、歯科疾患リスクの軽減などにも力を入れています。